名古屋能楽堂 王朝装束ショー
【能楽堂の女性文化講座・王朝装束ショー】

今年は、十二単の衣紋者を務めさせていただきました。
着付けを習い始めた頃、初めて観たショーで目にした十二単の着装。
その美しい姿に心を奪われ、
「いつか自分も十二単に触れられるようになりたい!」
そう強く思ったことを、今でも鮮明に覚えています。
その想いを叶えるため、十二単を学び、資格を取得できる師範の道へと、迷うことなく進んできました。
人生で初めて「これを絶対にやりたい!」と心から思えたこと。
あのときの熱い気持ちは、今も変わりません。
今回の舞台では、けいこ日和から師範へと進んだ生徒さんに、モデルを務めてもらいました。
演目は、源氏物語に登場する「花散里」。
装束は「花橘」です。
一枚、また一枚と装束を重ねるごとに増していく重さ。
今回はステージで座る場面もあり、大変だったと思いますが、最後まで美しくこなしてくれました。


さらに、けいこ日和で学んだ後、王朝講座へと進んだ別の生徒さんも、水干の着装で舞台に立ちました。


教室で着付けを学び、さらに専門的な学びへと進み、こうして大きな舞台で活躍する姿を見られることは、指導者として本当にうれしいことです。
それぞれが学びを深め、自分の可能性を広げていく。
その姿に、私自身も大きな喜びと励みをいただきました。
かつて憧れた舞台に、憧れの装束で、生徒さんたちと一緒に立つことができたこと。
あの日、十二単に心を奪われた私に、今の自分を見せてあげたい😊
そんな気持ちになるほど、幸せな時間でした。
憧れから始まった想いが、学びとなり、経験となり、今につながっている。
そして、その学びが生徒さんたちへとつながり、新たな挑戦や活躍へと広がっていく。
これからも、きもの文化の奥深さと魅力を学び続けるとともに、一人でも多くの方にその素晴らしさを伝え、次の世代へと受け継いでいきたいと思います。


